書籍
大毎(おおごと)水道 100年の歩み
清水の恵みをいただく暮らし
共著:大毎水道組合
中嶋 哲夫
印刷:株式会社博進堂
定価:3,000円(税別)※一般販売はしていません
新潟県村上市大毎(おおごと)にある伝統的な集落水道の歴史をまとめた冊子。発行は大毎水道組合です。
大正時代から昭和初期にかけて、日本の山間地では湧水を水源とする自然流下式水道の布設に取り組みました。赤痢やチフスの予防対策としての取り組みです。その多くは、昭和30年代に簡易水道に変わりましたが、大毎水道は、現在も、当時の様子を保って塩素消毒無しの水道として利用されています。農民が感染症予防のために自ら設営し、現在も当時の姿を保ちながら利用されている極めて珍しい水道です。ひょっとすると「農村生活近代化遺産」といえるものかもしれないと思ったりしています。
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